寄与分とは
被相続人に関すること
遺産手続きにおける寄与分とは、相続人の内で、被相続人の事業をてつだったり、被相続人に財産的援助や療養看護、介護等により被相続人の財産の維持もしくは増加に貢献したりした場合に求められる法定相続分以外の取り分(上乗せ分)のことです。
※こちらは2023年4月現在の情報となります。
弊所は、遺産相続手続きを専門に行っております。お忙しい方は、私共へ委任状をいただくことにより代わってお手続きを行う(続きを読む)
遺留分減殺請求について
被相続人に関すること
遺留分減殺請求について説明します。
遺言によって自分の相続分が侵害されている場合に遺留分減殺請求をすることで自分の遺留分を取り戻すことができます。
遺留分を侵害されたことを知った日から1年以内、または相続があった日から10年以内に請求をしなければなりません。
※こちらは、2023年4月現在の情報となります。
私共は遺言書の作成サポート、被相続人の戸籍収集や法定相続情報の取得、(続きを読む)
相続時の死亡退職金について解説
その他の相続財産について
被相続人の死亡により企業等から遺族に支払われる死亡退職金は相続財産になるのかご質問をいただきました。
死亡退職金は、社内規程で定められた受取人が受け取ることになります。
この場合、死亡退職金は受取人である遺族の生活保障を目的としているため、民法上は本来の相続財産ではなく、受取人の固有財産と考えられています。
よって、原則として遺産分割協議の対象にはなりません。
しかし、被相続人が亡(続きを読む)
軽自動車の相続手続きに遺産分割協議書の提出は不要です
その他の相続財産について
軽自動車の相続手続きに遺産分割協議書の提出は必要ですかというご質問をいただきました。
自動車の所有者が亡くなられた時は、名義変更の手続きが必要となります。
普通自動車の相続手続きの場合は、遺産分割協議書の提出が必要となります。
詳細は、車の所有者が亡くなられた場合の相続手続きについてをご参照下さい。
今回ご質問をいただきました軽自動車の相続手続きは、軽自動車検査協会で手続きをします(続きを読む)
軽自動車の所有者が亡くなられた場合の相続手続きと必要書類について解説
その他の相続財産について
黄色ナンバーで使用者と所有者が同じ個人名義の軽自動車を、相続発生により相続人(個人)へ名義変更する場合の必要書類についてご説明をいたします。
手続き先は、新しい使用者が車を使用する場所(使用の本拠の位置)を管轄する軽自動車検査協会の事務所、支所、分室となります。
必要書類
①自動車検査証(車検証)の原本
※コピー不可
②車検証に記載されている所有者の方の戸籍謄本等ま(続きを読む)
子供がいない叔母の相続手続きについて解説
被相続人に関すること
子供がいない叔母の相続手続きについて質問をいただきました。
叔母の配偶者はすでに亡くなっており、子供がいないとのことでした。
ご質問者である甥の親(叔母の妹)は20年前に亡くなっており、ご質問者は叔母の相続人になります。
主な相続手続きの流れは以下の通りです。
➀相続人の確定
➁相続財産の調査
➂遺産分割協議
➃相続手続き(不動産登記・金融機関手続き・相続税申告等)
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遺産分割の方法について解説
不動産の相続について
遺産分割の方法について解説いたします。
分割方法には主に次のような方法があります。
・現物分割 個別の財産ごとに取得する相続人を決めて、遺産を分割する方法
例)土地Aと建物を長男、土地Bを次男に分割する。
・換価分割 相続財産を売却して、その代金を分割する方法
例)土地と建物を売却後、売却金額を長男と次男で分割する。
・代償分割 特定の相続人が財産を取得し、代わりに自分(続きを読む)
相続手続きの流れを解説
被相続人に関すること
相続が発生したらどのような手続きが必要ですかとご質問いただきました。
死亡届を提出後、相続人が誰なのかを確定するため、亡くなった方の出生から死亡までの戸籍を取得する必要があります。
次に相続財産の調査です。亡くなった方の預貯金や不動産、車、有価証券、ゴルフ会員権などの財産と借金などの債務も含めて調査が必要です。
相続人と相続財産が確定すると遺産分割協議になります。
協議が成立すると、そ(続きを読む)
葬式費用は相続財産に含まれますか
その他の相続財産について
葬儀費用は相続財産に含まれますか、というご質問を頂きました。
先に結論から申し上げますと、葬式費用は相続財産には含まれません。
お亡くなりになられた方(被相続人)が遺した財産ではなく、その方の死後に発生する費用だからです。
現在、葬式費用の負担には、法律での明文の規定がなく、相続人など当事者間の取り決めに任されています。
主な支出方法には以下の方法が想定されます。
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車の所有者が亡くなられた場合の相続手続きについて
その他の相続財産について
車の所有者が亡くなられた場合の相続手続きについてご案内します。
車の所有者が亡くなられた場合、まず自動車検査証(車検証)では「所有者」が誰になっているか確認します。所有者がクレジット会社(ローンで購入)や、リース契約の場合はディーラーになっていることもあります。
所有者が故人であった場合は、相続財産になります。売却を予定している場合でも、名義変更手続きを経ておく必要があります。
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